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狂言への誘い
2002 / 04 / 16 ( Tue )
『狂言への誘い』という舞台を今日見に行った。
今流行の狂言。今日は野村萬斎さんの舞台である。席が1階の9列目の真ん中に近いあたりということで、なかなかにいい席である。
まずは小舞「道明寺」からはじまった。舞ったのはもちろん萬斎さんである。
小舞のあとにあったレクチャーによると、とてもおめでたい舞らしい…。内容は詳しくいうと難しいので簡単に説明してくださった。とにかくキビキビした動きと止めるべきところで止めるというところに気がつけばよいとのこと。
今日の舞台は「狂言のなんとか」という演目というわけではなく「狂言への誘い」なので、レクチャーが演目が始まる前に入った。まずは小舞の説明、そして狂言とはどういったものなのか。狂言師の仕事はどういったものなのかといった説明、そして、今日の演目の内容の説明である。
狂言とは猿楽を元としたもので能とは兄弟のようなものであるらしい。ちょっとビックリである。どちらかといえば狂言の方が猿楽に近いらしいのだけど、能の舞などを取り入れたりしているとのこと。なるほど~~。
まあ、そんな話は置いておいて、今日の演目!!
まず一つ目は「鈍太郎」というもの。鈍太郎を野村万作さんがやられた。
さすが万作さんというべきか、表情豊かで見ていてとにかく楽しい。内容も3年ぶりに赴任先だかから帰ってきた鈍太郎が妻と愛人のもとに帰ってくるという話である。ただそれだけだったらなんの面白みもないのだけど、どうやら鈍太郎さん、赴任中、便りも出していなかったらしい。帰ってきたら、妻も愛人も本当の鈍太郎が帰ってきたとは思わず戸もあけない。悲観した鈍太郎は出家し修行の旅に出ることにした。ところが、本当の鈍太郎が帰ってきたということを知った妻と愛人が駆けつけ出家を思いとどまるように頼みこむ。そこで鈍太郎は自分にいいように条件をつけつける。この女性たちと鈍太郎との駆け引きがとにもかくにも面白い! 特に鈍太郎の妻に対する態度と愛人に対する態度の違いといったら!!
2つ目は「止動方角」という演目。太郎冠者を萬斎さんが演じた。
「止動方角」というのは呪文である。
太郎冠者には仕える主がいるのだけど、この主が太郎冠者に主の伯父のところに行って茶道具と馬を借りてくるように命じた。太郎冠者は首尾よく貸してもらうことができたのだが、借りた馬には妙なくせがあって人が後ろで咳払いすると暴れだし、ある呪文を唱えると静まるという。この呪文が「なんとかかんとか止動方角」という。
太郎冠者が主の元に戻る途中で、帰りを待ちかねてやってきた主に出くわす。主は太郎冠者の労をねぎらうどころか、罵り、馬にのった。その姿に腹をたてた太郎冠者は馬の背後で咳払いをしてみると、馬は暴れだし、主は落馬してしまう。そんな主の姿を横目に太郎冠者は手綱をとり教わった呪文をとなえると、たちどころに馬は落ち着いて静まる。落馬した主人がようやく起き上がったので、太郎冠者は馬を主人に譲ろうとするが、落馬を恐れ主人は馬に乗ろうとしない。代わりに太郎冠者が乗っていくことになった。主人が歩き太郎冠者は馬に乗る。まさに気分は下克上。主人と太郎冠者の争いと掛合いがとにかく面白い。
萬斎さんも万作さんも表情が豊かで見ていて面白かった。こんなに表情の見える席で本当によかった。狂言はとってもおもしろかったのでまた機会があったら見てみたいと思った。
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